交通事故による建物の修理

他人の車が家に衝突

 

他人の車が家に衝突した時の対処法は、以下のようなステップに分けられます。

 

①警察へ通報する:事故が起きたら、まずは周囲の安全を確保し、ケガ人がいれば救護を行います。その後、必ず警察に通報し、事故の状況を報告します。警察に通報しないと、事故の証明書が発行されず、保険金の請求ができなくなる可能性があります。

 

②相手方と情報を交換する:警察の対応が終わったら、事故の相手方と連絡先や保険会社などの情報を交換します。相手方の情報は、運転免許証や保険証券を見せてもらって写真に残したり、名刺(同じもの2枚)をもらったりして確認しましょう。このとき、相手方と示談してしまうと、後にトラブルになる可能性が高いので、避けましょう。なぜ2枚もらうかと言うと、当事者以外の他人の名刺を渡すことを防ぐためです。

 

③写真を撮って損害を記録する:次に、事故現場や車や家の写真を撮って、事故の状況や損害の程度を記録しておきます。スマートフォンのカメラを使って撮影しても構いません。相手方の車の写真を撮るときは、許可を得るようにしましょう。家や塀だけではなく、植木鉢やビニールシートなどの細かな物品についても、損害を記録しておくとよりよいでしょう。

 

④修理費用などの見積もりを取る:事故直後の対応が終われば、家の修理に入ります。修理には、相手方の自動車保険や自身の火災保険から保険金を受け取ることができます。修理の流れとしては、まずは修理費用などの見積もりを取って保険会社に提出し、問題なければ修理を行うという形になります。

保険会社の確認を得ないまま修理を始めると、保険金が支払われない可能性があるので、注意してください。この時重要なのは、自分は被害者で「応急の為にしたのだからこれぐらい許される、被害者だから当然だ」という感覚です。加入している保険によっては応急の費用については出ない場合もあるので、高級ホテルに宿泊するような過剰な対応は避け、常識の範囲の行動をとる事が重要です。

 

⑤示談交渉を行う:修理費用などの見積もりがすべて取れたら、相手方との示談交渉を行います。示談交渉では、損害の内容や事故責任の割合などが争点になります。双方が合意できれば示談成立となり、保険金や慰謝料などの賠償が支払われます。

基本的には被害者自身で加害者側保険会社と交渉し、事故鑑定会社が事故の損害を認定する形になります。

 

弊社でできる事:青木工務店では④や⑤などの家や店舗等に対する物損事故に対応しています。他人の車が家に衝突したけど、相手側の建築会社に修繕を依頼するのは不安、しっかり直してくれるかわからないなどの不安があると思います。

見積から、保険会社との交渉や修繕方法の提案などのお手伝いし、ご納得していただいて保険修理を始める事が可能です。この場合のコンサルタント費用、交渉手数料などは頂いておりません。また、修理はせず、費用の積算のみの依頼は基本的に行いません。

 

自動車保険で修理

交通事故で建物が損傷する事が起こった時に、建物本体の修繕計画、補修費用の積算、保険会社や鑑定人との内容交渉や範囲の確認、補修工事の施工まですべてお任せいただきます。その際に、コンサルタント費用や条件交渉手数料などは一切頂いておりません。

被害者様の立場に立って、交渉や補修費用の算定を行い、保険金額にて最後まで安心した工事を行います。

交通事故により自分の建物が傷ついたとき、多くの場合は相手方の自動車保険で、相手方の建築会社が修繕することが多いと思いますが、相手ではなく自分の用意した業者に修繕してもらいたいと思うのは通常の被害者心理です。

 

建物と自動車の交通事故の場合は建て替えまでの費用は出ないので、その多くは修繕するしかない場合は多いと思います。

交通事故で建物が損傷すると通常の技術では困難な、家のジャッキアップによる基礎の打ち替え工事なども行っています。(下記写真)安心して元の生活に戻っていただけるように、全力で私どもがサポートいたします!

 


当社が担当した一例

店舗に車が衝突

事故直後の店内



事故の様子

事故の様子



修理の様子

修理の様子



修理の様子

修理の様子


修理完成

修理完成



事故の様子

事故の様子


事故の様子

調査の様子



基礎解体

生コン打設



耐震壁の補強

耐震金物取付



防水シート

シール下処理



塗装

塗装



完成

完成



報告書の提出

最後に、保険会社様に工程写真や報告書などを提出させて頂きます。費用の算定や、状況に合わせた工事内容で工事し、報告まで完結させますので、事故でただでさえご不安なお客様には、ご面倒を与えないように、専門の担当者が一貫して窓口になりますので、ご安心頂けます。住宅はもちろん、店舗付き住宅などの商業系建物の場合は休業や商品の保証などの算定もお任せください。